前回はアクアのフォグランプの車体編でした。今回は、車内の配線編を紹介してみたいと思います。
純正風のスイッチと4極リレーも付属してましたので、それらを使っての作業となります。
アクアのフォグランプを純正ハーネス利用で点灯させる場合は、少し工夫が必要です。マイナスコントロールですので配線を分岐してボディーアースに落とすだけで点灯します。
直接スイッチに接続してアースに落としても、フォグは点きますが手元スイッチは真っ暗です。そこで今回、、イルミ電源(テールランプ電源)とリレーを利用し、イイ感じに仕上げましたのでご覧ください。
前回はこちら↓
アクア フォグ配線編
室内パネル類を外す
社外品のフォグランプに付属していたスイッチです。純正のメクラキャップを外して、そこにはめ込みます。メクラキャップは細いマイナスドライバーを隙間に差し込むと簡単に手前側に外れます。傷が付きたくない方は養生テープを貼って作業しましょう。
丸印のネジを緩めハンドル下のパネルを外します。フォグランプの配線やスイッチを付ける時に外すのは、もう1か所のコラムカバーです。この2か所のパネルカバーを外すだけで配線作業が出来ますので簡単です。
テール(イルミ)電源を取るためにグローブボックスも外しますが、工具無しで外れますので今回は割愛します。
上の写真のような爪で引っ掛かっているので、引っ張れば外れます。
次にコラムカバーの下側を外します。ハンドルの左右側と下側にネジがありますので、ハンドルを回して左右のネジを見えるようにして外しましょう。
下側のネジも外します。
コラムカバーの奥の方の爪が外れ難い事があります。下側のカバーの合わせ面辺りを押しながら外しましょう。
ハンドルを一番手前に引いた位置で作業するとやり易いようです。
アクアのフォグ配線をしよう
フォグ配線が来ている黒色カプラーが見えます。これを外しましょう。
7番線(灰色)と8番線(ボディーアース)が繋がるとフォグが点灯します。
切断して接続しても良かったんですが、被覆を剥いて編み込んで半田付けしました。この配線をリレーのON接点(a接点)を利用してアースに落とします。これでフォグは点灯します。
ビニールテープを巻いて養生し元通りにします。
アクア フォグのリレー配線
- 先程の灰色線からの分岐線をリレーの白線へ
- リレーの赤線をボディーアースへ
- リレーの黒線はボディーアースへ
- リレーの青線はフォグスイッチのイルミ線へ
※リレーの赤線と黒線はまとめて1本にしてOK。
手元スイッチでリレーにイルミ電源を流すとフォグ配線の灰色線がアースに落ちる回路となります。
フォグ スイッチの配線
- 赤線は2本共イルミ(テール)電源
- 青線はスイッチONでリレーへイルミ電流を流します。
- 黒線はスイッチONでアースへ流れスイッチ内部のLEDを点灯させます。
簡単・・・ですよね。
ボディーアースはパネル裏に金属板がありましたので、アースが取れている事を確認して接続しました。
イルミ電源
イルミ電源は配線付きのヒューズを利用してヒューズBOXのテール10Aから取りました。ヒューズBOXから電源を取るとカバーは付かなくなりますので、保管しておきましょう。
夜間にはスイッチのLEDが点灯しイイ感じです。写真はありませんが…
メーター内にはフォグ点灯確認ランプが点灯しています。
20WのファンレスLEDランプはとても明るく、真っ暗な道でも40キロで走れる位明るいです。
前回の作業はこちら↓
次回はノッペリとしたアクアのフロントマスクを変えてみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント