花粉の反応は少し出てますが・・・
何故こんなに酷いかなぁ・・・
鼻炎の薬を出しときますね。
何とかならないかなぁ・・・。
こんや会話を何度したことか。
鼻炎悪化のタイミング
- 寒い空気が鼻に入る
- 熱い食べ物を食べる
- 朝布団から出た直後
- 杉・ヒノキ花粉の季節
- 前ぶれ無く突然
原因不明の鼻炎と、何十年も付き合ってきました。
何件も耳鼻科を回り、採血してアレルギーの抗体検査を受けてきました。何人もの医者から、『原因は分かりません』と言われ続けていたのですが、やっと私に効果がある薬が見つかりました。
私の原因不明の慢性鼻炎を劇的に治してくれた薬を紹介します。
慢性鼻炎や温暖差で鼻水
慢性鼻炎とは、鼻の粘膜に長期間生じる炎症です。原因は様々で特定出来ない事があります。
アレルギー性鼻炎以外の慢性鼻炎は原因を特定する事がむずかしく、寒い空気が鼻に入ったり、熱い食べ物を食べただけで、くしゃみやサラサラの鼻水が出たりします。
現在は症状を抑える対症療法がほとんどで、短期での根本治療は難しいとあります。
花粉症の完治には舌下免疫療法などがあるようですが、治療期間が長期に渡るため、私には無理です。
血管運動性鼻炎とは
花粉症に代表される『アレルギー性鼻炎』は、くしゃみ・鼻水・鼻詰まりを起こします。
良く似た症状を示す『血管運動性鼻炎』という病名をご存じですか?
『血管運動性鼻炎』は『アレルギー性鼻炎』と同じような症状ですが、検査をしても特定のアレルギー抗体が見つかりません。周囲の環境変化に鼻の粘膜が過敏に反応して、症状が出ていると考えられます。今までアレルギー性鼻炎だと思っていたが、実は『血管運動性鼻炎』であるかもしれません。
布団から出た直後は、くしゃみや鼻水が酷いけど、周囲の環境に慣れてきたら症状が治まる場合があります。周囲にアレルギー性鼻炎の原因となる物が浮遊して無い場合には、アレルギー症状が出ませんので『血管運動性鼻炎』の可能性が高いですね。
市販の鼻炎薬の副作用
鼻炎薬の副作用といえば眠気です。そのほかに、口の渇きや倦怠感があります。
第二世代の抗ヒスタミン薬である、アレグラやアレジオンは副作用が少ないと言われますが、個人的には眠気が出て効きも弱く使用を中断しました。
市販の点鼻薬は注意が必要
市販のほとんどの点鼻薬には『ナファゾリン』『テトラヒドラゾリン』といった血管収縮剤が配合されています。
即効性がありますが、1日に何度も使う事が長期間続くと、鼻の粘膜が肥厚し常に鼻が詰まった状態になることがあります。
点鼻薬性鼻炎・肥厚性鼻炎になりますので注意して下さい。
ステロイド点鼻薬
ステロイドというと怖い思いを抱く方が多いと思います。経口のストロイド薬のように全身性の副作用はありません。
海外では1年間、日本では3カ月の試験報告があり、安全性や継続的な有効性があります。
ステロイド点鼻薬より血管収縮剤入りの点鼻薬の方が怖いですよ。
劇的に鼻炎症状が良くなる
お薬名『アラミスト』
私に劇的な変化を与えてくれたお薬です。翌日には劇的な効果があり、即効性と持続性のある凄い薬です。
毎朝の止まらないくしゃみ・鼻水、1日中鼻にティッシュを詰めていたのは一体何だったんだ!と思うほどです。
この薬は、鼻腔内に噴霧することで鼻粘膜のヒスタミンを減少させ、くしゃみ鼻水、鼻詰まりなどの鼻炎症状を改善させます。アレルギー性鼻炎の治療で処方されています。
私が処方されているステロイド点鼻薬『アラミスト』に副作用は殆ど無く、長期間使用していますが、鼻をかんだ時にたまに出血する程度で、口の渇きや眠気は一切ありません。
2009年から販売が開始されています。何年も鼻炎症状で苦しんでいたので、もっと早く出合えれば良かったと思いました。
処方箋が無いと購入できませんので、耳鼻科に言って『アラミストを処方・・』と言って下さいね。
支払いは3割負担で800円程でした。
アレルギー性鼻炎や血管運動性鼻炎で悩んでる方のお役に立てれば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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