ヒートショックとは温度変化による急激な血圧変動で、心臓や血管の疾患が起こることです。特に冬は、寒い脱衣所や浴室から熱い湯船に入ることでの温度差でヒートショックが起こりやすく危険です。
浴室は入浴前にフタを開けたりシャワーを使い給湯するなど、工夫することで対策できます。しかし脱衣所を温めるには、石油ヒーターや電気ヒーターを使うしかありません。
広い脱衣所ですと床にヒーター等を置くことも可能ですが、我が家は1.5帖の狭い脱衣所です。床に設置スペースはありません。
そこで今回は、購入して大正解!何で早く買わなかったと後悔するほど大満足な、コロナの壁掛けのヒーターを取り付けてみましたので、ご紹介します。
コロナ 壁掛型 遠赤外線ヒーター CHK-C126A
到着して驚きました。想像していたサイズより超コンパクトです。開封済みの写真しかありませんが、本体とリモコンと電池、取り付け用の金具とネジが入っていました。
取り付けに用意するものは、基本プラスドライバーが1本あればOKです。間柱の位置が分からない場合は壁裏センサー等が必要です。その他、器具を壁にピッタリ付ける場合は、器具カバーの配線を通す所をカットする必要がありますので、カッターやニッパーがあると良いでしょう。
今回は、間柱に板を取り付けていたので器具が壁から浮いた状態になり器具カバーの加工は不要でした。
壁掛けヒーターの取り付け場所
夏に大活躍する扇風機を取り付けている場所に設置することにしました。電源コードは2.5mと長めですが近くにコンセントが無い場合はコンセント増設や延長コードが必要になると思います。
我が家は扇風機用の専用コンセントをDIYで増設していましたので、電源の確保はできていました。
※電気工事士免許保有
壁掛けヒーター引っ掛け用金具を取り付ける
壁の間柱が通っている所に少し広めの板を取り付け、器具引っ掛け用金具をつけました。取り付けは上の2か所のツメに器具を引っ掛けて、下のネジで固定するだけなのでとても簡単です。
板を壁に固定するには間柱を探す必要があります。下のリンクに間柱センサー等の紹介や動画がありますので興味がある方はご覧ください。壁裏センサーとは
壁掛けヒーター用リモコンを取り付ける
リモコンの取り付け場所は、浴室ドアの横にしました。タオル掛け辺りは下地に合板が張ってあったのでリモコンケースの取り付けに都合が良かったです。
リモコンには上から暖房の強弱、送風のみ、風力切替、eco運転、人感センサーモード、タイマー運転、停止ボタンがありました。
壁掛け遠赤外線ヒーター本体の取り付け
取り付けは簡単!金具のツメに本体を引っ掛けて下のネジで固定するだけです。本体の重量は4.5kgと軽いので女性でも簡単に取り付けられると思います。
30分ほどの作業で取り付け完了しました。余った配線は見栄えが良いように器具の上でまとめています。
似たような製品でエアフィルターが上にあるタイプもあります。コロナのこの製品はエアフィルターが両サイドにありますので、掃除の簡単さやホコリが溜まる等の問題点が無くお勧めです。
壁掛けヒーターを1週間使ってみた感想
洗面・脱衣所が1.5帖と狭いことが大きいと思いますが、入浴前15分程電源を入れておくと、室温が上がり洗面・脱衣所が暖かくなります。場所的にも洗面台の反対側の壁に取り付けましたので、洗面台に向かうと背中が暖かくて大正解でした。
夏には扇風機替わりにもなりますので期待してます。少し風量が弱い気がしますが・・・
価格は36000円ほどで決して安くはありませんが、ヒートショック対策として狭い脱衣所には唯一無二の製品ではないでしょうか。2019年12月現在、ヤフーショッピングではポイント還元が行われてますので、実質3万円以下で購入できたので良かったです。
お勧めの製品ですので、皆さんも是非検討してみて下さい。
最後までありがとうございました。
色々なDIYやってます。
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