最近、株主優待をリスクゼロで取得出来るクロス取引に人気が出ています。
人気が出ていると言うより過熱ぎみです。
因みに2018年の利益は40万円程となりました。
人気のマクドナルドや、すかいらーくグループの株主優待券を使ってみたいですよね?
ヤフオクとかに出品されてますが、額面の8割程での落札になりますから、使用してもそんなにお得感はありません。
優待株は値下がりしにくいので保有する事も考えますね。面倒な事をしなくても、半年や毎年ごとに優待が送られてきます。
しかし、株主優待を取得したい為に株を保有するとリスクが伴います。
ITバブルやリーマンショック、ライブドア事件やトランプショック、株を保有していると必ず何らかの暴落に巻き込まれます。
その時に狼狽売りしてしまうと大きな損失を出す事になるかもしれません。
やはり、リスクゼロのクロス取引を覚える必要がありますよ!
超絶お得な優待!クオカードの取得はこちら

株主優待がもらえてリスクゼロ!超絶お得なクロス取引とは?
証券会社によって呼び名は変わりますが、以下は同じ取引になります。
- クロス取引
- つなぎ売り
- 両建て取引
この同じ銘柄の2種類の株を同じ数量、同じ株価で保有するので、株価が乱高下した状況でも損失が全くでません。
当然ですが利益も全く出ません。
この保有状況で企業の優待権利確定日(3月末と9月末が多い)を持ち越すと企業の株主名簿に記名され、数カ月後には優待が届くという流れです。
取引に必要な経費は証券会社の売買手数料のみ(信用の貸株料含む)となり、株主優待の価値より売買手数料の方が少なければ利益が出る仕組みとなります。
配当に関しては、配当が出ている企業は現物株分で受け取る事になりますが、同数量の信用売り株を保有してますので、概ね同額の支払いが発生し相殺されます。
※配当に関して詳しくは省略します。
タイトルにもある売買手数料までタダにしてしまう方法の紹介です。
私は送られてきた株主優待の一部をヤフオクに出品し売買手数料分まで優待で賄い完全なタダ取得を実践してます。
※譲渡禁止の優待もありますので注意して出品して下さい。
この超絶お得な取引方法は証券会社も進めている取引方法で
違法ではありません。
安心してこの取引方法を勉強してみましょう。
株主優待を取得する手順はコレ
- 証券会社に口座を開設(信用取引口座も開設する事)
- 権利付き最終日の前日に現物株と信用売り株の注文を入れる
- 翌日に約定(やくじょう※注文確定)する
- 権利付き最終日の株式市場が終わった後に現物株を信用売り株にあてがい決済注文する(現渡しや品渡しと言う)
- 翌日に株式市場で現渡し・品渡しされ、取引完了
- 数か月後に優待が送られてくる
優待取得の為の取引画面を見てみよう
まずは株主優待内容の紹介です。一般的に保有株数が増えても優待は比例して増えません。
例えば100株で1000円のクオカードが貰えても300株で3000円分とはなりません。
すかいらーくの場合は違います。下の画像をご覧ください、。
保有株数が増える程お得になります。
取引株数が増えても手数料はあまり増えませんので、余裕資金の有る方は1000株がお勧めです。

信用取引画面 カブドットコム証券の場合

- 信用取引画面の新規建玉を選択
- 一般信用を必ず選択
- 売り新規を選択
- 株数量を指定
- 成行(市場が始まって初めて付いた株価)※条件を指定することで昼間の注文も可能
- 確認画面へ行き注文確定
現物取引画面 カブドットコム証券の場合

- 現物株式の買注文を選択
- 数量を指定
- 成行を選択)※条件を指定することで昼間の注文も可能
- 確認画面へ行き注文確定
品渡し・現渡しを行う
権利付き最終日の前日に上のような取引注文を入れておけば、翌日の権利付き最終日に約定します。
権利落ち日の前日夜か、権利落ち日取引時間中に品渡し・現渡しを行い決済しましょう。
現物株と信用売り株をそれぞれ個別に決済すると手数料が掛かりますが、品渡し・現渡しをすれば手数料は無料となります。
必ずその方法で決済を行います。
権利付き最終日と権利落ち日と権利確定日と注文日
下のカレンダーでは、権利付き最終日は27日、翌日28日が売っても良い日『権利落ち日』となります。
保有日(権利付き最終日)を含め4営業日目が株主名簿に載る日です。30日の権利確定日には、もう保有してないんですが株主優待は頂ける事になります。
注文を入れるのは26日の19時からです。最近はクロス取引で人気銘柄は中々取れないために1カ月位前から注文を入れる事もあります。
まとめ
最後にクロス取引の重要ポイントをお伝えし、まとめとします。
- 信用売り注文は必ず一般信用銘柄にする事
- 同銘柄で同数量を『現物買い成行』と『信用売り成行』で注文する事
- 権利付き最終日の夜間、または権利落ち日の取引時間中に決済(品渡・現渡)する事
- カブドットコム証券 一般信用売り1.5%
- SBI証券 一般信用短期15日 3.9%
※1.5%の金利で100万円の30日分は1200円ちょっとになります。
いかがでしたか?クロス取引の流れを簡単に説明しました。
余剰資金を銀行に預金したままにしておくのは、大変勿体ない事だと思います。
クロス取引は企業にとっては何の利益にもなりませんので、最近は長期保有株主のみ優待が送られる制度が増えてきました。
現在、これに対する裏技も実証実験中ですので後ほどご紹介いたします。
皆さんも挑戦してみてはどうでしょう。
オープンハウスの株主優待はクロスで取得するとお得です。

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